金富子・金栄 著 『植民地遊廓 日本の軍隊と朝鮮半島』2018年、吉川弘文館刊
植民地遊廓 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版 このところ、朝鮮半島における植民地研究の「おっかけ」を中断していたが、ふと図書館で一覧したのが、 植民地遊廓: 日本の軍隊と朝鮮半島 であった。興味深いのは、著者金富子氏や金栄氏らが当時の朝鮮人の視点で分析していることである。 大切なのは、日本人による日本統治期朝鮮半島研究がともすれば身びいきになりがちであるのと比例して、韓国人による日本統治期朝鮮半島研究が「日本人による抑圧と弾圧」の観点を採用してきたことへの転換点を、本書で確認できることである。 換言すれば、日本人による日本人植民地経営研究が主であった視点に、完全に欠けているのは、当時朝鮮半島に生活していた被植民者、つまり植民地に強制的に組み込まれた朝鮮人の観点である。 可能であれば、当時、日本統治期に渡韓し、キリスト教普及に関与していた欧米人宣教師たちの史料を発掘したが、私の残された時間は多くない。後人の登場を彼岸から期待したい。 *************** 日本式の公娼制は、植民地社会にいかなる影響を与えたか。遊廓が浸透した過程を考察し、娼妓の姿をオーラルヒストリーなどから描く。 植民地遊廓 日本の軍隊と朝鮮半島 日本式の公娼制は、植民地社会にいかなる影響を与えたか。遊廓が浸透した過程を考察し、娼妓の姿をオーラルヒストリーなどから描く。 ご注文 ネット書店で購入 その他の書店 著者 金 富子 著 金 栄 著 ジャンル 日本史 > 近現代史 日本史 > 女性史・ジェンダー史・家族史 出版年月日 2018/09/26 ISBN 9784642038805 Cコード 3021 判型・ページ数 A5・256ページ 定価 4,180円(税込)